大西先生と番組パートナーのクリス&ろーざからのメッセージ動画をお楽しみください。

2020年3月号

「同意」をしっかり表そう!
日本人はあいまいにうなずくだけで同意を表しがち。英語ではしっかり表現することが大切です。




■今月のテーマ:定型表現②~英語観を変えよう

★大西先生は、ろーざとクリスが言うことにすべて「同意表現」で返事をするゲームをしています。同意表現にはこういったものがありますよ。

  • I agree with you.
  • I think so too.
  • I feel the same way.
  • I completely agree.
  • I couldn’t agree more.
  • Absolutely!

大西先生は上手に同意していました! ろーざとクリスも楽しそうですね。同意をしっかり表すことで気持ちが伝わるのです。
今月も一緒に頑張っていきましょう!

2020年2月号

日本人は「言葉が足りない」!
―日本語はいろいろな言葉を省略しがち。英語では思ったことを「言語化」しよう!




■今月のテーマ:定型表現①~英語の「クセ」って何だろう?

★ろーざがクリスに、バレンタインのチョコをあげます。
Hi, Roza. How are you doing? ―― Good! の挨拶から始まり…
チョコを渡すと、クリスはお礼を言います。
「僕に? ワオ! 本当にありがとう。僕はチョコレートが大好きなんだ。チョコを食べるといつでもすごく元気になるよ!」

★一方、日本人の大西先生がチョコをもらうと…。
大西先生は「Thank you so much!」としか言いません。
チョコを渡すと、クリスはお礼を言います。
ろーざは「Thank youだけ? …ほかに何かないの??」と、がっかりした様子。

日本人は「Thank you」に心を込めていれば、他の心情も相手が読み取ってくれると思いがち。でも英語は「言葉で表す」クセがあるのです。
今月は英語の定型表現とともに、英語のクセである「言語化」をする練習をしていきます。
一緒に頑張っていきましょう!

2020年1月号

お店で「ほかのものをすべて見せて」ってどう言うの?




■今月のテーマ:限定詞・助動詞・時表現

クリスが扇子のお店を開いたようです。ろーざが買いにいきますよ。

ろーざ:Could you show me a sensu ?(扇子を1つ見せてください)
クリスは手元にある2つの扇子のうち1つを見せますが、ろーざは気に入らない様子。

ろーざ:Could you show me the other?(もう一方を見せてください)
クリスは手元にあるもう1つの扇子を見せます。でも気に入らない様子。

ろーざ:Ah... How about another?(ほかのものを1つ見せて)
クリスは、奥から扇子を1つを取ってきて見せます。まだ気に入らない様子。

ろーざ:Could you show me others?(ほかのものをいくつか見せてください)
クリスは奥からいくつか取ってきて見せます。まだまだ気に入らない様子。

ろーざ:Umm... Could you show me the others?(ほかのものをすべて見せてください)
クリスは奥から全部の扇子を取ってきて見せます。
ろーざ:This is quite nice? I’ll take this one.(これはとてもすてきね。これをいただきます)

やっと気に入るものが見つかったようです!
今月は、aやtheといった限定詞のイメージなどを学びます。一緒に頑張っていきましょう!

2019年12月号

「サラダにリンゴを入れすぎ」はmuchとmany、どっちを使う?




■今月のテーマ:基本副詞・名詞(可算・不可算)

クリスの作ったサラダを見て、ろーざが文句を言ったようですね。
クリスはぶつぶつ言っていますよ。

Roza says I put too much apple in the salad.(ろーざが、僕がサラダにリンゴを入れすぎたって言うんだ)

さて問題です。2つあるサラダのうち、クリスが作ったサラダはどちらでしょうか?
ポイントは「too much apple」です。

正解は、リンゴがカットされて形がなくなっている状態のサラダ。muchという「量」を表す単語と、appleという「単数形」で表現していますよ。

ちなみに、丸ごとのリンゴがごろごろ入っているほうなら「too many apples」。形があるので数えられますからね。

さあ今月も一緒に頑張りましょう!

2019年11月号

「大きい口」はbigとlargeのどっちを使う?




■今月のテーマ:基本形容詞

「大きな・大きい」と訳されるbigとlarge、違いがわかりますか?

2人に、「大きなほほえみ」を描いてもらいますよ。

ろーさがクリスに、「a face with a big smileの顔を描いて」とお願いしています。
クリスは上手に描けました!

すると今度はクリスがろーざに「a face with a large smileの顔を描いてみて」と言います。
ろーざはちょっと考えながら描き始めます…。
すると、顔からはみ出すほど大きな口がえがかれました!

正解はbig smileということなんですね。bigというのは、その後ろに「おっきいなあ~!」という感情が乗るんです。だからこういう使い方も可能なんですね。一方largeは、「大・中・小」の「大」というわけなんです。
今月もbig smileで、一緒に頑張っていきましょう。

2019年10月号

wishとhopeの違いを見てみよう




■今月のテーマ:基本動詞の征服(5)

「願う・望む」といった意味のwishやhope、違いがわかりますか?

ろーざがクリスに「秋乃ろーざコメディショー」のチケットを渡して…

I hope you enjoy it.(ショーを楽しんでね)

次に「大西泰斗ソロコンサート」のチケットを渡しましたが、どうやら2人とも行けないようです…

I wish I could.(行けたらいいのになあ)

hopeはとても現実味のある動詞。現実感のある「~ということを望む」です。一方、wishは基本的にはドリーミーな動詞。「実際には行けないが行くことができたらと願う、行けたらいいのになあ~」という質感です。

この動画でのろーざとクリスの自然なやりとりも聞き取ってみてくださいね。さあ今月も一緒に頑張りましょう!

2019年9月号

「駅への道を教えてもらえますか?」




■今月のテーマ:基本動詞の征服(4)

「教える」を表す動詞、例えばteach、educate、instructなどありますが、「駅への道を教えてもらえますか?」は、この例文でどんな動詞を使いますか?

 Can/Could you (    ) me the way to the station?

  • まずteachを使うとどうでしょうか? ろーざさんがクリスに尋ねていますよ…。あらら、クリスは道の歴史から話し始めてしまいましたね。teachはある程度複雑な内容について時間をかけて教えるときに使う動詞なのです。
  • ここでは簡単にtellで十分なんですよ…。
    Could you tell me the way to the station?
    ほら、今度は駅への道がすぐにわかりましたね。tellは「メッセージを相手に伝える」という動詞です。

さあ今月も、日本語訳にしばられない単語のイメージをしっかりつかんでいきましょう!

2019年8月号

「ツナサンドを買ってきて食べた」のgetの使い方を見てみよう!



■今月のテーマ:基本動詞の征服(3)

今月も基本動詞を学習します。このテキストおまけ動画ではgethaveの使い方を比べてみましたよ。

ランチのあと、「何食べたの?」と聞かれて…
クリス  「I got tuna sandwiches.」
ろーざ  「I had tuna sandwiches.」
gethave、動詞が違いますね。have(had)だと動きが感じられないため「ツナサンドでした」ですが、get(got)には動きが感じられるため「動いてツナサンドを手に入れました・買ってきました・食べました」ということになるのです。
今月はほかにも、give、helpとsave、lookとwatchやseeについて学習します。お楽しみに!

2019年7月号

「含む」と訳されるcontainとincludeの違いを見てみよう!




■今月のテーマ:基本動詞の征服(2)

今月も基本動詞を学習します。このテキストおまけ動画ではcontainとincludeの違いを紹介しますよ。

ろーざさんがお茶を頼むシーンでは、
Does this tea contain caffeine?(このお茶にカフェインは含まれていますか?)
と、containが使われています。そして後半で、
The price including tax is ...(税金を含んだ金額は…)
と、includeが使われています。
どちらも「含む」と訳される動詞ですが、使い方が違うんです。
containは「中に入っている」がイメージされています。一方includeは「リスト」がイメージされる動詞です。
放送とテキストでそれぞれのイメージを理解して使いこなしましょう。

2019年6月号

come、go、bring、takeの使い分けを見てみよう!




■今月のテーマ:基本動詞の征服(1)

今月から新しいトピック「基本動詞」に入ります。英会話は、単語をポツポツと言うだけでもできますが、言いたいことを正確に伝えるには「文」を作らなければなりません。そして文作りの要は動詞にあります。今月は「移動」「変化」「配置」を表す動詞を主に解説していきます。

このテキストおまけ動画では、
What time are you coming?
I’ll bring some wine.
I have to go.
Take this bottle with you.
という表現を使っています。どんな使い分けがあるか、見てみてくださいね!
では、今月も私たちと一緒に頑張っていきましょう。

2019年5月号

listen for(聞き耳を立てる)とlisten to(聞いている)の違いを理解しよう!




■今月のテーマ:前置詞のイメージの完成

今月はさらに深く「前置詞」のイメージに分け入りましょう。前置詞の選択は非常に感覚的に行われています。ネイティブスピーカーのイメージがわかれば、今まで不思議だったたくさんの「なぜ」が氷解し、表現を自由に使えるようになりますよ。今月は、for、to、of、withなどについて学習します。
さあ今月も私たちと一緒に頑張ってきましょう!

2019年4月号

among と between のイメージを理解しよう!




■今月のテーマ:英単語は日本語訳では語れない

日本語訳を超えた単語の感覚が、皆さんの英会話を大きく育てます。今月はまず「前置詞」の感覚(イメージ)について詳しく学習していきましょう。前置詞はとても繊細で、正しく使うのが難しい単語ですが、イメージをしっかりつかめば大丈夫。初回である今回は「前置詞は日本語訳の暗記に頼るのではなく、感覚的に学習する必要がある」ことを学びます。
きっと楽しんでいただけると思いますよ!