大西先生と番組パートナーのクリス&ろーざからのメッセージ動画をお楽しみください。

2021年3月号




■会話の「台本」⑧~台本学習と会話のコツ

★会話はキャッチボール

「会話のフロー」を学んできた今年度もいよいよ最終月。
今月は、会話をするうえで押さえておきたいコツを皆さんにお伝えします。
「初対面の相手に話を切り出す」「相手に発言権を渡す」「話している途中で話題を変える」など、話し相手と円滑に会話を進めるのに役立つ表現を紹介します。

動画では、クリス先生がアップルパイの話をしているようです……

2021年2月号




■会話の「台本」⑦~相手と対峙する台本

★仲直りを申し出る

今月も引き続き、「会話の台本」を取り上げます。
「台本」とは、ある状況で用いられる典型的な言い回しと会話の流れ(フロー)のこと。台本を増やすことでさまざまな状況に即応できるようになりますよ。

今回の動画では、「仲直りする」ための台本を紹介します。

ちょっとしたことで相手と仲違いをしてしまい、どうにか仲直りをしたい。そんなこともありますよね。
仲直りを切り出す場合には、Can we let bygones be bygones?(済んだことは水に流せませんか?)といった表現が使えます。bygoneは「過ぎ去ったこと」。let bygones be bygonesは「過去を過去のままにしておきましょう」という意味です。
大切な友人を失わないためにも、ぜひ覚えておいてくださいね。

今月は、そのほかに、「批判する」「褒める」「同情する」など、相手と正面から向きあうための台本を学んでいきます。お楽しみに!

2021年1月号




■会話の「台本」⑥ ~知識・思考・応答の台本

★相手の誘いをうまく断る

今月も引き続き、「会話の台本」を取り上げます。「台本」とは、ある状況で用いられる典型的な言い回しと会話の流れ(フロー)のことです。
1月から「ラジオ英会話」で勉強を始めた方も大丈夫。台本を1つ1つ覚えていけば、幅広い状況に即応できる英会話力を手に入れることができますよ。

今回の動画では、「誘いを断る」という台本を紹介します。

ランチなどに誘われて断るとき、「ごめんね。昼から会議で行けないんだ」と、まずは謝罪をして、そのあと断る理由を述べますね。このように、「謝罪→理由」という流れで丁寧にお断りすれば、相手に嫌な思いをさせずに断ることができます。
相手と気持ちよくコミュニケーションをするためにも、ぜひ覚えておいてくださいね。

今月は、そのほかにも、「知識」や「思考」に絡んだ台本、「誘いに応じる」や「意見を却下する」といった「応答」に関する台本など、さまざまな台本がめじろ押しです。お楽しみに!

2020年12月号




■会話の「台本」⑤ ~台本を増やして即応力をアップ

★頼みごとをするときに便利なフレーズ

今月も引き続き、「会話の台本」を取り上げます。台本を身につければ身につけるほど、自由な英会話力が手に入りますよ。

年末のこの時期、猫の手も借りたいほど忙しい方も多いでしょう。誰かの助けを求めるとき、どんなふうに頼むでしょうか?
「今たくさん仕事が重なってしまって忙しいんです。だから手伝ってくれませんか?」のように、まずは事情を話してから、手伝いをお願いしますよね。
この「事情」から「助力を求める」フロー(流れ)は、さまざまな場面で大活躍するフローです。

今月はそのほかに、難易・正誤などの「判断」、「印象を述べる」、説明や意見などを「求める」といった台本を学習しますよ。お楽しみに!

2020年11月号




■会話の「台本」④ ~未来を見据える英会話

★相手の都合を尋ねてみよう

今月も引き続き、「会話の台本」を取り上げます。

皆さんは、友達や同僚を食事になどに誘うとき、どのように声をかけるでしょうか。
例えば、「おすしを食べにいこう」と誘う場合、まず「おすしを食べにいくんだけど」と計画を述べてから、「都合はどうですか?」と相手の都合を尋ねますね。
この「計画」→「都合伺い」のフロー(流れ)は、日常大活躍の台本。ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
今月はそのほかに、「見込みを述べる」「決定を伝える」「注意をする」などの台本を学習しますよ。お楽しみに!

2020年10月号




■今月のテーマ:会話の「台本」③ ~台本を増やせば会話は怖くない

★「時間稼ぎ」の表現を覚えて、もっと気軽に英語を話そう

今月も引き続き、「会話の台本」を取り上げます。

日本語で話しているときに、言いたいことがすぐに出てこなくて、「えーと」「うーん」などと言うことはよくありますよね。
これは英語でも同じです。英語のネイティブスピーカーたちは、教材のようにいつも完璧な英語を話しているわけではありません。I can’t remember.やLet me see.と言って、言葉を探したり、言いよどんだりするのです。こうした「時間稼ぎ」の言い回しを手に入れれば、英語をもっと気楽に話すことができますよ。
今月はそのほかに、「約束」「可能性評価」「行動をうながす」の台本を学習しますよ。お楽しみに!

2020年9月号




■今月のテーマ:会話の「台本」② ~覚えるごとに英会話が楽になる

★ニュースを伝えたり、アドバイスを与える

今月も「会話の台本」を取り上げます。
話を遮りたいとき、Just a minute.とか、ニュースを伝えたいとき、Guess what! などと言ってから、言いたいことを伝えますよね。この状況ならこう言う、という流れを身につけましょう。
典型的な会話の台本を、今月もお届けしますよ。お楽しみに!

2020年8月号




■今月のテーマ:会話の「台本」① ~会話の「台本」を手に入れて気軽に英会話

★すてきなあいさつ言葉を使ってみよう

今月からは、会話の「台本」を学習します。日本語でも例えば「こんにちは」と言ったら次は「最近どうですか」など、会話の流れ、フローがありますね。
会話に役立つ表現を身につけていきましょう。

★今月のろーざさんのおススメフレーズは…

I’d just like to say welcome to our event today. It’s a pleasure to have you here. 
(私たちのイベントにようこそとだけ申し上げておきたくて。あなたをここにお迎えできて光栄です。)

★今月のクリスさんのおススメフレーズは…

I don’t mean to bother you, but ~
(あなたの邪魔をしたくはありませんが~)

相手に気を配っていることがきちんと伝わるフレーズ、使ってみてくださいね。

2020年7月号




■今月のテーマ:プレゼンテーションを支える表現

★日常会話だって「プレゼン」になる

プレゼンテーションというと会議での発言を思い浮かべると思いますが、日常会話だって、論理的に相手に話すと考えれば、立派なプレゼンテーションだと思いませんか?
例えばカップ麺の作り方を説明するときに…

まず、ふたを開けてください。
次に、熱湯を内側の線まで入れてください。
最後に、ふたをしめて3~4分待ってください。

このように順序立てて話すことで、わかりやすく説明できますよね。

今月は「目標の設定」「論点の配列」など全部で6つのポイントを通して、日常会話からプレゼンテーションにまで役立つ表現を学びます。お楽しみに!

2020年6月号




■今月のテーマ:会話を豊かに展開しよう

★「too」を使って会話を展開しよう

おや、大西先生が「5キロ痩せたんです」と言っていますよ。そのあと皆さんに言いたいことがあるようです。聞いてみましょう。

I’ve lost 5 kilograms.
You too can transform your body.

tooを使っているのがわかりましたか?「あなた体を一変させることができますよ」、tooはこんなふうにも使うことができるんですね。

今月は「積み重ね」「除外」「例示」「比較・対照」などを学習しますよ。お楽しみに!

2020年5月号




■今月のテーマ:会話の重要な流れ(フロー)

★「~するといけないから」を「in case」で表そう!

これからパーティーに行くというクリスを心配した大西先生とろーざが、「in case」(「~するといけないから」「万が一」という表現)を使って、いろんなものを手渡します…。

Please take this umbrella in case it rains.
(雨が降るといけないからこの傘を持っていってください)

Please take this in case you get cold.
(かぜをひくといけないからこれ(マフラー)を持っていってください)

ほかにもいろんなものをクリスに渡していますよ。
この映像のように「おなかがすくといけないから」「喉が渇くといけないから」など、「in case」は気軽に使える表現なのです。
どんどん使ってコミュニケーションしてみましょう!

今月も一緒に頑張っていきましょう。そのほかの話題も満載です!

2020年4月号




■今月のテーマ:会話の流れを作る「基本接続詞」

★「and」が作るフロー

今回は「and」について。and、とっても簡単な単語ですが、この単語が持つフローをしっかり意識していますか? and は算数の足し算のような「プラス」を表しているわけではありません。

I made a sandwich. (私はサンドイッチを作りました。)
I ate a sandwich. (私はサンドイッチを食べました。)
これをandでつなぐと
I made a sandwich and ate it.

自然な流れですね。さて、もしandが「プラス」の意味だと思っていたらどうなるでしょう。3+4を4+3とすることができるように、前後の文を入れ替えても問題ないはずですよね。

(?) I ate a sandwich and made it.

まったく自然じゃない文になってしまいました。
andは足し算ではなく「流れ」があります。この文章も時の流れを映しているわけです。
今月は「会話の流れ」を意識して、フローを作り出す接続詞を学びます。

あれ、もうこんな時間!急がないとラジオの収録が始まっちゃうよ!
Hurry up, and we’ll be in time for the recording. 
急ごう、そうすれば間に合うよ!

さあ今月も一緒に頑張っていきましょう!