今月のオススメ、1つめは「おもてなし 即レス英会話」!
さまざまな会話で使えるおもてなしの表現を学びながら、「通じる英語」を目指して発音やリズムのポイントもトレーニングします。
「即レス」とは、相手の問いかけや状況に即座に対応できること。そのために役立つフレーズが「即レス表現」です。
今回は7月号より、道案内に役立つ即レス表現を1つご紹介します。

即レス表現にチャレンジ!

街中で駅までの道を聞かれたあなた。「歩いて5分くらいです」と伝えたいとき、何と言えばよいでしょうか?
次の空欄部分を埋めて文を完成させてみましょう。

It’s ________  ___  ______________ walk.

答え合わせ

答えは、「It’s about a five-minute walk.」。所要時間を表す表現で、ポイントは「歩いて5分くらい」をabout a five-minute walkという名詞のかたまりでサッと言えるかどうかです。
five-minuteは「5分間の」という名詞walk(歩き)を修飾する形容詞で、この場合(×)five-minutes のようにminuteにsは付けないので要注意です。「徒歩15分」ならa fifteen-minute walkとなります。
名詞walkの部分をbus ride(バスに乗ること)やtrain ride(電車に乗ること)という名詞表現に置き換えて、It’s about a ten-minute bus[train] ride.( バス[電車]で10分くらいです)とするのも便利な表現です。

発音ジム

キーフレーズを学んだあとは、発音もチェック。
番組では、高山先生・出演者と一緒に体を使って発音を練習することができます。
通じる英語を目指して、メリハリを意識しながら発音してみましょう!

学びを深めよう

テキストには、即レス表現を学ぶ以外にもさまざまなコーナーがあります。
あわせてチェックして、どんどん英語力をアップしましょう!

Word Watch

ストーリーの中から1つの単語を掘り下げて解説。単語の持つ意味やニュアンスの理解を深めます。

〈 fun 〉 楽しみ

funは「楽しみ」という意味の数えられない名詞です。
「とても楽しいこと」はa lot of funやso much fun、great funなどと言います。
We had a lot of fun.と言えば、「とても楽しかった」という意味です。
That sounds like fun.(それはおもしろそうだね)は、相手の発言内容に興味を示すときによく使われる表現です。

フォーカス・オン・音

「通じる英語」で話すためのポイントを解説するコーナーも。口に出して練習してみましょう!

Have fun! ➡口を大きく開け過ぎずに短めに「アッ」

funのuの発音は「あいうえお」の「あ」を、口を大きく開けずに自然に開けた状態で、何かに驚いたようにのどの奥のほうからすばやく短く言うイメージで発音しましょう。

今回の即レス表現、チャレンジしてみていかがでしたか? とっさの一言が「伝わる英語」で言えるようになると、ちょっとした会話にも自信がついてきますね。
テキストでは、このほかにも会話の幅が広がるフレーズや、学びが深まる情報を多数お届けします。
詳しくはテキスト7月号をチェックしてみてくださいね。