11月のおすすめトピック3つ目は、「趣味どきっ! ズボラ?かしこい?”スゴ楽”家事への道」です。
家事の達人・赤星たみこ先生と若菜まりえ先生が、”すごく楽、でもきちんとできる”家事のテクニックを伝授してくれます。
掃除・洗濯から料理まで、家事を網羅したこの一冊から今回は、セスキを使ったスゴ楽の掃除方法を紹介します。
日頃からこまめに掃除をして、年末の大掃除も楽ちんに!
セスキスプレー1本でOK
セスキってなに?
ここで「セスキ」と呼んでいるのは「セスキ炭酸ソーダ」のこと。「セスキ炭酸ナトリウム」や「セスキ炭酸塩」とも呼ばれています。弱アルカリ性で、油汚れや手あか、タンパク質の汚れなど、軽い汚れ落としが得意です。白い粉末で水に溶けやすいのも特徴。水に溶かしたセスキをスプレー容器に入れて「セスキスプレー」をつくっておくと、キッチンやリビング、トイレなど、家のあらゆるところのそうじに活躍します。
頼れるコンビ セスキスプレー×布ティッシュ
布ティッシュって?
使い古したTシャツやシーツ、タオル、ふきんなどを切り取った15 ~ 20㎝四方ほどの布を、スゴ楽家事では「布ティッシュ」と名づけました。木綿や麻など、薄手で吸水性のよい古布を再利用してつくる、小さな使い捨てぞうきんです。使用後にぞうきんを洗う必要がなく、拭きそうじがとっても手軽になります。布ティッシュをたくさんつくって、ティッシュペーパーのようにサッと使えるようにまとめておくと便利です。両面を使うのはもちろん、最初は軽い汚れを拭いて、最後に油やホコリが多いところに使うなど、フル活用してから処分しましょう。
Tシャツでつくる布ティッシュ
Tシャツの身ごろや袖をカットして、写真の赤線部分も切り離し、15 ~ 20㎝のサイズにしましょう。サイズは再利用する布次第で変えてもOK。すべて同じ大きさにそろえる必要はなく、大小あってもかまいません。
写真は男性用のTシャツ。首まわりや袖口は切り落とさずにすべて再利用する。赤線部分もカットし、14枚の布ティッシュが完成。
布ティッシュでひと拭き
●日々の軽い汚れに
毎日使う調理家電、トイレや洗面台などは、布ティッシュ&セスキスプレーで拭きそうじを。汚れがついたその日のうちに落としておくと、いつもピカピカです。例えばキッチンなら、調理家電の軽い汚れを拭いてからガスコンロの油汚れを拭くなど、軽い汚れから始めると布ティッシュ1 枚で済ませられます。
こんな場所にも:炊飯器などの調理家電、ガスコンロ、洗面台、トイレ
●シーズンの汚れに
使うことは多いけれど、毎日拭きそうじをするほどでもない。そんなところも季節の変わり目に布ティッシュ&セスキスプレーでひと拭き。食器棚や冷蔵庫の手あか、ビニール壁、テレビのリモコン、パソコンのキーボードなど。シーズンごとに汚れを落としておくと、年末の大そうじが楽になります。
こんな場所にも:スイッチプレート、電話機、ドアノブ、洗濯機の排水まわり
布ティッシュのすてきなしまい方
布ティッシュを、リビングやキッチン、洗面所など、住まいの各所に置きましょう。汚れが気になったときに、すぐに手を伸ばして使えます。ふた付きのかごに入れたり、紅茶やお菓子の空き缶に入れたり、飾るようにさりげなく置くとすてきです。
セスキスプレーと布ティッシュがあれば、お家の中はいつでもピカピカ!これからの掃除の鉄板になること間違いなしです。
「趣味どきっ!ズボラ?かしこい?”スゴ楽”家事への道」では、この他にも洗濯や料理などの”スゴ楽”家事が紹介されています。ぜひ手に取ってみてくださいね。
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