『「読む」って、どんなこと?』著者の高橋源一郎さんによる、どなたでもご参加いただける無料のオンラインセミナーです。

 9月26日の朝日新聞に、作家・高橋源一郎さん初の読書論『「読む」って、どんなこと?』の書評が掲載されました。
https://book.asahi.com/article/13760252
 書評で本は売れないと言われて久しい時代にもかかわらず、本書の売れ行きは急伸。ネット書店でも「読書法1位」のランクインが続き、急きょ、1万部の増刷も決定。

 本書評を執筆された、東京大学教授の須藤靖さんは、その文章を次のように締めくくっています。

わずか千円以下で自分を変える力を秘めた文章に出会えた読者は幸せである。この授業の放課後に何を読もうかなあ。楽しみだ。

 たしかに、「オノ・ヨーコ」や「鶴見俊輔」などの文章で、やさしく心を揺さぶられたかと思いきや、「AV女優」から「天皇」まで、度肝を抜かれる引用が続く本書。このあと、いったいどんな本を読めばいいのだろうか……。

 そうだ! 放課後に何を読むのか、実際に高橋さんに聞いちゃおう!

 ということで、高橋源一郎プレゼンツ「読むための放課後」を開催します。放課後に何を読むのかは当日のお楽しみ。

 本書を読んだ方は、この本の続きを楽しめる、まだ読んでいない方は、この授業から本書に入っていけるお話をしてもらいます。
 今回の教室は無料で開放します。ご都合の合うかたは、ぜひ下記URLから放課後の授業をのぞきに来てください。

https://youtu.be/jlzVMCAYMj0

講師プロフィール

高橋源一郎(たかはし・げんいちろう)

1951年、広島県生まれ。作家。1981年「さようなら、ギャングたち」で第4回群像新人長編小説賞を受賞しデビュー。1988年『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞、2012年『さよならクリストファー・ロビン』で第48回谷崎潤一郎章を受賞。他の著書に『答えより問いを探して 17歳の特別教室』(講談社)、『一億三千万人のための『論語』教室』(河出書房新社)など多数。

講座詳細

無料イベントです。開始時刻以降に、下のリンクよりご参加ください

『「読む」って、どんなこと?』「放課後の授業」

講座内容
著者 高橋源一郎さんによる『「読む」って、どんなこと?』が1冊の本を選んで、特別授業をおこないます。
講師
高橋源一郎(作家)
日時
2020/10/28(水)19:30~20:30(予定)
セミナー形式
Youtubeによるオンライン配信 https://youtu.be/jlzVMCAYMj0

書籍のご紹介

『「読む」って、どんなこと?』

作家生活40年、初の読書論!

誰もが学校で教わった「文章の読み方」。私たちはそれを疑いもせず身につけることで生きてきた。ところが、学校で教わった読み方だと「読めない」ものがある!? 小説、詩、エッセイ、ノンフィクション――。作家・高橋源一郎が好きな作品を一緒に読みながら、「読むきほん」を学びなおす、大人のための授業を開講!

【商品情報】
高橋源一郎 著
定価 本体670円+税
2020年6月25日 発売

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