Lorisのしあわせ気分 in イタリア　第４回　家族のルーツが凝縮した思い出の菜園

［和訳］
これらは私の父の庭のズッキーニです。巨大！
そして、トマト、ナス、アプリコット、そしてリストはどんどん増えていきます。
「うーん……味が違う!」
今日は、これらすべての珍味が生まれる特別な場所に皆さんを連れて行きます。
私の家族は何世代にもわたって小さな菜園を営んできました。
つまり、私の曾祖父のものだったんですよ。そして、私たちが食べている新鮮でおいしい野菜がここにあります。
父が育てるものを見せてあげましょう!
「何を切ってるの?」 「クオーレ・ディ・ブエ　（=牛の心臓というトマトの品種）」 「緑色のものはまだ熟していないの?」 「いや、これらはサラダ用だ。オリーブオイル、塩、モッツァレラチーズと一緒に食べるんだよ……」
この庭は私の父のもので、父が耕作しています。彼は引退し、第二の人生を歩んでいます。
「土地を耕すのは好き?」 「素晴らしいよ。ストレスに悩まされなくていい」 「これは何?」 「ボルロッティ豆」 「これがスープの豆だ!」 「果物は何を育ててるの?」 「今のところ、イチジクだけだ。アプリコット……の樹はそこにある。イチゴはもっと先だな」 「実は、レモンもあるんですよ。レモンの木がどれほど美しいか見てください!ちなみに、私の母がこちらのレモンでリモンチェッロを作るんです」
摘みたての新鮮なイチゴを食べます。とんでもなくおいしい！
「熟してるの?」 「鳥が全部食べてしまうんだ……」
さあ、このイチジクも食べようかな…… 「とても美味しいです!甘過ぎないよ」
「じゃがいも?　こちらに一個あります。茄子、パプリカ……他に何があるの?」 「これが今朝花を摘み取ったカボチャだよ」
ニワトリがいるぞ! 「卵を産んだの?」 「今朝、拾ったよ。昨日から今日までの間に12個集めた」 卵をありがとう! おや、卵が入ってる!　産みたて! 　
じゃがいも、ナス、ズッキーニ、ズッキーニの花、豆、トウモロコシ、トマト、レモン、イチゴ、アプリコット、イチジク…… 要するに、私の両親は庭の野菜しか食べません。
やあ！こんにちは！ 今朝の収穫の成果:4kgのローマ・ズッキーニ、インゲン、ジャガイモ、トマトも取りました……。
「これは何?」 「オリーブオイル、唐辛子とニンニクにマリネしたズッキーニ」 「お父さんのズッキーニ?」 「もちろん」 「0kmでしか食べない!」 「トマトだって、いつも庭からしか採らないので、キロメートルゼロだよ!」 私たちの土地から私たちの食卓に直接、自然の最高の産物。