Lorisのしあわせ気分inサルデーニャ

第3回 約束の町 フォン二

［和訳］
「ありがとう」

今日、私はサルデーニャ内陸部のバルバジア地方にある美しい町、フォンニに来ています。そこでは、すべての町々が待ち望んでいた非常に重要な宗教行事が行われます。
殉教者の守護聖人である聖母マリアの像が行進する「殉教者の祝日」のことです。この祝祭をさらに魅力的にしているのが騎馬隊の存在である。騎馬隊の役割は、フォンニの人々の約束どおり、聖母マリアを守ることである。今日では、馬も祭りの色を身にまとっている！今月の記事はもうお読みになりましたか？

「これはフォンニでしかやっていないことです」
「行列には色の順番があります。今日の色は白、赤、黄色、水色です。水色は聖母のマントを表しているのです」

着飾る時間がやってきて、町中がお祭りに向けて興奮に包まれています。サルデーニャ伝統の凝った衣装は、今日では貴重な遺産ですが、かつては庶民の日常生活で着用されていました。日本の着物に似たコンセプトです。

「感動しました…」

さて、行列の参加者全員が教会の前に集まり、近隣の町からも多くの人々がやってきます。
遠くから馬の鳴き声が聞こえます。殉教者の聖母の護衛の準備が整い、聖母を讃える行列が始まり、各町が独自の伝統衣装を着て練り歩きます。

[サルデーニャ語の歌]

この行事は、行列の出発地点である教会で終わります。ミサが終わると、みんなで踊り、歌い、そしておいしい料理とともに全員でお祝いをし、パーティーの思い出だけが残ります。