『戦場で書く――火野葦平と従軍作家たち』118ページ、118ページ~119ページ、273ページの表記につきまして、
一部正確さに欠ける箇所がありました。下記のように修正いたします。

118ページ 14~15行目

~その土の生活を続行するに相違ない。〔中略〕私はそこに逞しい不敵さを感じるとともに一種の不気味さも感じるのである。

~その土の生活を続行するに相違ない。
*「〔中略〕私はそこに逞しい不敵さを感じるとともに一種の不気味さも感じるのである。」を削除いたします。

118ページ 16行目~119ページ 1行目

土にまみれた生活を送る農民たちの姿に、政治、国家、戦争をも相対化するある種の「不気味さ」を見出す火野。「不気味さ」はネガティブな心理だけを意味しないことは明白だ。言うなれば、それは~

土にまみれた生活を送る農民たちに、政治、国家、戦争をも相対化する姿勢を見出す火野。言うなれば、それは~

273ぺージ 4~5行目

故郷へと向かうすし詰めの列車には、戦勝国となった朝鮮の人々が大声をあげて騒がしかったという。

『革命前後』によれば、故郷へと向かうすし詰めの列車には、「戦勝国みたいな顔」をした朝鮮の人々が大声をあげて騒がしかったという。