絵本や映画などをとおして、世界中の子どもたちに愛されるピノッキオ。 カルロ・コッローディによる原作『ピノッキオの冒険』を、栗原俊秀先生のオリジナル訳でお届けします。
『ピノッキオの冒険』の原作は実に全36章の長編です。本連載では、より印象的な章を優先して取り上げます。
今月は、『ピノッキオの冒険』の最終章である第36章の後半を取り上げます。
この連載の対訳を、イタリア語の朗読音声を聴くことができます。
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● ピノッキオの冒険
[訳・脚注]栗原俊秀 /[朗読]マルコ・ズバラッリ /[イラスト]カルロ・キオストリ
栗原俊秀(くりはら としひで)
1983年生まれ。翻訳家。訳書に、ジョン・ファンテ『満ちみてる生』(未知谷)、フェデリーコ・マリア・サルデッリ『失われた手稿譜』(共訳、東京創元社)など。2016年、カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)で、須賀敦子翻訳賞を受賞。