2021年、反響の大きかった記事をピックアップ

2022年が始まりましたね。今年はどんな年になるでしょうか。
さて、今年をより一層学びを深められる年にできるよう、2022年最初の配信では2021年の1年間で反響の大きかった記事を振り返って、
学びのポイントや興味関心のきっかけをおさらいしていきたいと思います。

一度読んだ方も、見逃してた!という方も、2022年のスタートとして気持ちを新たに、振り返ってみてください。

※NHKテキスト公式LINEにて配信した記事の中から、それぞれジャンルごとでのアクセス数を基準にしています。



みんなに読まれた記事はどれ?


英語ジャンル

記者が教える英語ニュースの読み方

英語ジャンルで一番反響が大きかったのが、8月に配信した「英語ニュースの読み方」の記事でした! リーディングは英語を学習していくと突き当たる大きな壁の1つ。「もっと英語をすらすらと読めるようになりたい…!」と思っている方が多いのかもしれません。
この記事では、英語ニュースの文章構造が「逆ピラミッド型」であることや、どこに重要なことが書いてあるのか、構造を意識して読むことで難しいイメージのある英語ニュースも素早く読むことができる、ということをご説明しました。
この記事で紹介している英語ムック『記者が教える英語ニュースの読み方』の著者は、「高校生からはじめる『現代英語』」の講師でおなじみ、伊東サム先生。サム先生はもともと英字新聞社 ジャパンタイムズで編集局長を務めていらっしゃった、本物の「記者」。記事を書いていた方にニュースの読み方を説明してもらうと説得力が違いますね!



実は、伊東サム先生の新しい著書が2022年1月14日にも発売になります。タイトルは『あなたの発話力を底上げする 名スピーチで反訳トレーニング』。本書については、2022年1月末配信にLINEで配信予定の記事でも取り上げますので楽しみにしていてくださいね!

その他に英語ジャンルで反響の大きかった記事はこちら!

大手IT企業の科学者にインタビュー ~職場の幸福度を上げるマインドフルネス~【ラジオビジネス英語】

2021年度より新たに始まった「ラジオビジネス英語」のテキストに関する記事も人気でした。ここでは日本の大手IT企業で「マインドフルネス」を実践しているリサーチ・サイエンティストのウダーナ・バンダーラさんへのインタビューをご紹介しました。
2020年度までと異なり、入門編と実践編が1講座で学べるという新しい「ラジオビジネス英語」とはどんな講座なのか、みなさん興味を持っていただいたようです。

仲直りのためのひと言──【ラジオ英会話2月号】

2月のピックアップ、「ラジオ英会話2月号」のテキストを一部特別公開した記事も好評でした。仲直りする表現、英語でなんといえばよいのか、意外と思いつきませんよね。こちらの記事では大西先生が動画に登場して仲直りのフレーズを教えてくださいます。ぜひ、チェックしてみてくださいね。




家庭誌系ジャンル

「めいめいおせち」はいかが? きょうの料理12月号よりご紹介!

家庭誌系ジャンルで最も反響の大きかった記事は、12月のピックアップとしてご紹介したおせち料理に関する記事でした。今年はコロナ渦の影響もあり、お手製のおせちとともにおうちでゆっくり年末をすごそう、という方も多かったのではないでしょうか。
2021年の「きょうの料理」年末おせち特集でメイン講師を務めてくださったのは大原千鶴先生。昔からの「大人数で囲むおせち」スタイルにこだわるのではなく、家族のかたちや人数に合わせてつくる「めいめいおせち」スタイルのすすめをご紹介させていただきました。身近な容器を活かして作る、という考え方はおせち料理でなくても活用できますね。日々のお料理に、器で一工夫加えてみるのも楽しいかもしれません。


その他に家庭誌系ジャンルで反響の大きかった記事はこちら!

コンビニ食材で栄養アップ! ―きょうの健康

2月のピックアップとしてご紹介した、「コンビニ活用ごはん」の記事にもたくさんのアクセスをいただきました。
こちらは「きょうの健康」2月号の連載企画。「忙しくて栄養バランスを考えながら食事を作ったり食べたりするのは難しい」という方に向けて、コンビニで購入できる、栄養満点の食材とそのアレンジレシピをご紹介しました。
寒さや乾燥で免疫力が低下しやすい今の時期、もう一度栄養バランスに気を付けて食事を見直すのもよいかもしれません。




趣味誌・教養系ジャンル

不器用さんでも大丈夫! はじめてのミシン ―まる得マガジン

趣味誌・教養系ジャンルで最も反響の大きかったのは、2月のピックアップとしてご紹介したミシンの使い方に関する記事でした。2021年はコロナ渦での「巣ごもり需要」で手芸などおうちでできる趣味が大きな注目を集めましたよね。そんなご時世を反映してか、手芸に関する記事にはたくさんのアクセスが集まりました。
手芸のなかでもこちらの記事で扱ったのはミシン。まる得マガジン2-3月号からの抜粋でした。ミシンの各部の名称や下糸のつけ方など超基本的なところから、ファスナーの縫い方等応用編までを取り上げました。「今さらミシンの使い方なんて人には聞きづらい…」という方のお役に立てたのではないでしょうか。
まだ見ていないという方、今から始めても遅いなんてことはありませんよ!




多言語ジャンル

ジャパリジェンヌ奮闘記 〜ある日本人が見たパリ、フランス〜

多言語ジャンルで最も反響の大きかったのは、10月のピックアップとして「まいにちフランス語」からご紹介した、連載「ジャパリジェンヌ奮闘記 〜ある日本人が見たパリ、フランス〜」のエッセイ記事でした。なかなか海外旅行もいけない昨今ですが、現地で暮らす日本人はどのような暮らしをしているのだろう、と皆様が興味を持ってくださった結果かと思います。
こちらで掲載したエッセイは、ミュージシャン、文筆家、フランス映画を中心とした解説者として活躍されている猫沢 エミさんによるものでした。現地ではよく聞くという「Ça fait du bien. – サ・フェ・デュ・ビヤン」というフレーズを基軸として、フランス人と日本人との物事に関する感じ方や表現の仕方の違いを書き起こしてくださっています。とっても可愛い猫ちゃんたちの写真も見どころです。
こちらの記事を読んで、いつか海外へ行ったときのことを想像してみるのもよいのではないでしょうか。




その他のジャンル

ものの「成り立ち」を考え、思考を鍛える 取材レポート<前編>|大西泰斗さん(東洋学園大学教授)

その他のジャンルで最も反響の大きかったのは、「学びの秘訣」より10月に配信の「ラジオ英会話」講師である大西泰斗先生へのインタビュー記事でした。
「ラジオ英会話」に加え、2021年9月より開講した「大西泰斗の英会話☆定番レシピ」でも講師を務められている大西先生が、どのようにその多忙な毎日の中で学びのアップデートをされているのか、気になる人が多くいたようです。
インタビューでは、大西先生の「学び」の方法だけでなく、そこから人に物を伝える「講師」という立場に立つにあたって普段どんな工夫をされているのか、どのように「ラジオ英会話」などの講義を組み立てていらっしゃるのか、英会話をより取得するポイントなど多くのことを教えてくださいました。
一つ一つの物事に対していろいろな角度で考えて思考を深めること、そして楽しみながら学びを続けていくことの大切さを強く感じさせられるレポートになっています。前編・後編とあるのでぜひ改めて読んでみてください。2022年の始まりに合わせて、「学び」に対して改めて新鮮な気持ちになれること間違いなしです。