100作品に及ぶテキストの「はじめに」から厳選した「名著が読みたくなるフレーズ」をお届けします。
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「名著が読みたくなる」フレーズ!一覧
1~10作品目は?
--ニーチェの答えは、「固定的な真理や価値はいらない。君自身が価値を創造していかなくちゃいけない」というものです。ニーチェはこのニヒリズムの時代に“創造”する生き方を私たちに提案したのです--
1/100 ニーチェ『ツァラトゥストラ』 講師:西研さんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます
--『論語』はただ道徳的なことを教える本ではなく、人間が生きていくうえで必要なあらゆる点に言及した、総合的な“人間学”なのです。つまり、雑然と、しかし、すべてのことがここに投げ込まれているのです--
2/100 孔子『論語』 講師:佐久協さんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます
--組織社会に生きる人々すべてに読んでもらいたいという気持ちがありました。そこには人と人が一緒に働くことの喜びや、社会的存在としての人間の幸せの意味など、普遍的なことが誰でも分かるスタイルで書かれています--
3/100 ドラッカー『マネジメント』 講師:上田惇生さんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます
--私はこの本なくしては近代日本の精神的風土は語れないというくらいの名著だと思っています--
4/100 福沢諭吉『学問のすゝめ』 講師:齋藤孝さんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます
--どのような心構えでものを見、ものを考え、悟りへの道を進んだらよいかという指針を示した経典です。出家、在家を問わず、広くみんなのために説かれた言葉なので理解しやすく、仏教世界でもっとも人気があります--
5/100 『ブッダ 真理のことば』 講師:佐々木閑さんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます
--本来は万人に向けて書かれたものではなく、わけあって官僚を解任されたマキャベリが、もう一度、官僚の座に返り咲きたい一心で、次期君主に向けて就職活動のために書いた論文でした--
6/100 マキャベリ『君主論』 講師:武田好さんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます
--フランスでは百二十版以上もの版を重ね、いまなお市民に愛されつづけている『幸福論』。その所以は選び抜かれた言葉一つ一つの美しさにあります。たとえば――「よい天気をつくり出すのも、悪い天気をつくり出すのも私自身なのだ」--
7/100 アラン『幸福論』 講師:合田正人さんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます
--賢治の作品には日本人だけでなく、二十一世紀に生きる世界中のすべての人に向けてのメッセージが隠されている気がするのです。国籍や人種、時間をも超越した普遍的なメッセージがそこにはあるはずです--
8/100 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 講師:ロジャー・パルバースさんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます
--なぜ『徒然草』は人生の達人の書のように見えるのでしょうか。兼好法師が何者でもなかったがゆえに、何ものにも耽溺しない透徹したまなざしをもって、世の中を見通すことができたからだと思います--
9/100 兼好法師『徒然草』 講師:荻野文子さんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます
--新渡戸は「武士道とは何か」という問題に正面から理論的に取り組み、彼なりの答えを出しました。それがひとつの日本文化論にもなっています。日本人にとっての『武士道』の価値は、史上初めて日本人が日本人と武士道の全体像を描こうとしたことにあるでしょう--
10/100 新渡戸稲造『武士道』 講師:山本博文さんによる「はじめに」より
※「100分de名著ブックス」にてお読みいただけます